07
August
2015
舞台 ドラマティック古事記のBlu-ray制作
昨年の2014年7月19日・20日に京都劇場で公演があった「ドラマティック古事記」という舞台のBlu-rayを制作しました。この舞台は故市川森一氏原案で妹の市川愉実子氏が脚本を務められました。また、出演で語り部をされたのは市川森一氏の奥さんで女優の柴田美保子氏でした。舞台自体は古事記のお話しを太鼓、ダンス、歌を交えながら、ストーリーが展開されます。また、舞台上にスクリーンで映し出された絵画は神話絵画を描かれているマークエステル氏の作品が数々映し出され、見所のある面白い作品でした。
出演者は一流のダンサーの方々、和太鼓奏者、合唱団の方々が数多く出演、また、オーディションによって全国から選抜された若手ダンサーの方々も多数出演されました。この素晴らしい舞台に出演された多くの方々に見て頂く為に一つの映像作品として記念に制作したものです。
制作には、二日間で行われた3公演分と、本番通りに行う通し稽古を合わせた、計4公演分、それぞれ2カメで撮影した8カメ分の映像を元に作りました。
最初、私の編集では8カメ分の映像を上手く使い切れず、舞台全体の映像と出演者の動きを撮った映像を単調に繋いでいるだけで、見ていて面白くない編集になっていました。上司に編集のチェックしてもらい、編集の直し、また、チェックというのを何度も繰り返してようやく一つの作品が完成しました。自分が一番最初に編集していたものより断然、見ていて面白い作品になったと思います。
編集していて難しかった所は、4公演8カメ分を使っての編集だったので、出演者の動きや歌の歌い方が微妙に各公演ごとに違っていたりする所が、一本の編集にするときに違和感なく繋ぐ事が難しかったです。また、その中でも一番良い映像を選んで合わせていく事にも時間が掛かりました。編集していて面白かった事は、音楽のテンポが良く踊りの場面で、リズムに合わせて編集していくと綺麗に繋がったりするとすごく楽しかったです。
最後に宣伝にはなりますが、この様に舞台の記録撮影と編集も行っていますので、お気軽にご相談下さい。
by 上田麻実